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エリアの紹介

書き留めておかないと忘却の彼方に消えてしまうので、大会の記録を今のうちに書いておこうと思う。まずはエリアの紹介から。

ここモンテクッコ(クッコ山)はイタリア半島の真ん中よりやや北寄り、ペルージャの北東約40Kmにあるシジロ(Sigillo)という小さな町の西にある。ローマから車なら3~4時間くらいかかる。西の地中海までは150Kmほどあるが、東のアドリア海までは50kmほどなので、北東風の日には海風に飲み込まれることもある。シジロの西10Kmにはグッビオというちょっとした観光都市がある。山の斜面に作られた古い城壁タウンで、イタリアで2番目に古いコロッセオがある。40km南下するとアッシジという有名な観光都市がある。

シジロの近辺は南北のシワがいくつもある地形で、クッコのある主脈のほかに、クッコの南東から別の尾根が始まっているし、シジロの西側には500m程度の低い丘陵がある。クッコ山含めた主脈の高度は1500mくらい、近辺の最高峰カトリア山(通称CAT)でも1690m。MLなどのあるシジロの谷底でも500m程度あるので山はあんまり高くない。のぺっとした、山頂も尾根もあまりはっきりしないようなまあるい山がほとんどで、飛んでいてもさて何処に取り付いたものか、という感じ。日本の山のほうがメリハリがあってトリガーがわかりやすい。ただしCATだけはけっこう猛々しい山だ。

テイクオフはクッコが主脈から立ち上がる南の付け根にひとつ(西向き)、小さな谷を挟んだ東側に東向きのテイクオフがもうひとつある。どちらも非常に広いので、機体はいくらでも組めるし、何処からでも飛び出せる。シジロの町は主脈の西側なので最初のがメインのテイクオフ、東側は裏テイクオフといった感じ。裏テイクは取りつく高い山もないし(クッコ山はちょっと遠い)、ちょっと南下すると上に書いたように主脈の東にも同じくらいの高さの尾根があるし、その間の谷はちょっと狭くて降りにくい。東風は海風が入りやすいこともあいまってなかなかに難しい。どんどん南下すると東の尾根は主脈と合流しているので、間の谷は袋小路となっている。谷風がこの袋小路で一気に吹き上がるので良いサーマルポイントだが、袋小路近辺は降ろせる場所は皆無である。

MLはやや西下がりのゆるい斜面。西風アプローチだとそれなりに伸びることを覚悟する必要がある。谷底の畑は平らに見えてもほとんどはゆるい傾斜地である。麦は収穫済みで空いている畑は多かったものの、ロールにまとめた牧草が転がっている畑も多く、安全に下ろせそうな場所は結構限られてくる。それでもシジロやグッビオの谷などなら降ろす場所は十分見つけることが出来る。

日本チームが宿泊したのはシジロの北西にあるRIO VERDEというキャンプ場。HGフライヤーの溜まり場らしい。シジロの街中にはHGフライヤー御用達のホテルがあって、こちらも賑わっていた。キャンプ場には部屋も12ほどあるので、我々はこちらに泊まっていた。
シジロのスーパーは19:30には閉まるのに、シエスタはあるわ、日曜は休みだわで、毎日飛べていると買い物チャンスはかなり少ない。最後の日曜は日本チーム結構ひもじかったなあ。ビールだけはあったみたいだけど。
by yamamototsu | 2008-08-26 01:47 | Worlds2008