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Class5 Hanggliding in Japan


by yamamototsu
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03月20日(火)の足尾

予報は曇りから一転して晴れる予報。
眠い目をこすりながらやっと布団を出て遅刻気味に出発。
昼頃から下層は南で上は南西~西風予報。
着いたら空はPGでいっぱいかと思ったら、あんまり飛んでない。もう西風らしい。

テイクに着くとCooのPGは西でステイしている。足尾もようやく出始めた。
12:45ようやくテイクオフ。風車の前でPGと1000mまで上昇。
今日あたり、初クロカン狙いのPGも多いのだろう。
加波のPGはイマイチ上がってないので、大会中の板敷に渡ってみる。
時間が遅いので残っているのは15機くらい?
吾国で上がり始め、途中選手と合流して1250m。
ちょっと邪魔してしまっているので、サーマル途中離脱。

50号の先に高峰越えに苦しむPG多数、上がり始めてどんどん東に流されている。
西風に苦労したくないので、一気に雨巻ルートまで移動する。先行のVRは誰?
雨巻で1300m、変電所の西のゴルフ場で1500m、その後もゴルフ場巡りの旅。

東にはスカイ情報で予想されていたコンバージェンスの高い雲がはっきりと見える。
それ以外はほぼブルーなので、今日の計画は、40Km北上したのち、
那珂川を下ってコンバージェンスに乗って足尾帰還の120Kmと決定。
既に13:30なので、16:30まで飛べればコンプリート可能かな。

ゴルフ場めぐりは1000mまで下がると次に当たる順調な展開。
40Kmを超えたので方向転換して那珂川くだりに向かう。
しかし既にコンバージェンスは崩壊?
ずっと視界にあった常陸大宮の雲は生きていそうだが、南の雲は既になし。
海風に喰われたか。でも折角決めたんだしと思って、向かうことにする。
ちょっと戻るドッグレッグの北でこの日最高の1800m。ここがコンバージェンス???

東進するに従いトップは切り下がるが、常陸大宮の雲に到達して1500m弱。
上層は西だけど、海風はどれだけ入っているのか。
もう一つ南の雲に向かう途中で、一度、荒れた薄い空気の層を突き抜けた。
1000m切ったところでヒットしたリフトは弱く、南風に流されながら100mほど上げなおす。
それでも一応リフトはあるので、脱出すれば足尾に戻る目があるかも。

取れる戦術は2つ。1つはこのまま西に移動して丘陵地帯でリフトを探す。
もう1つは、さっきの雲へ戻って上げなおす。時間はとっくに15時を過ぎている。
上がれる確率を重視し、さっきの雲に戻る選択をする。
弱いリフトを拾いながら北上し、荒れた薄い層を再び超えると上がり始めた。
これが海風の境界面か? 今までにも感じたことがあった気がする。
雲に戻ると1650m、ここまで戻ればしっかり上がる。
しかし、時間は既に16:00。このままファイナルグライドかな。

ここから雲の西面を通って南下し、雲の終わりからは丘陵地帯を飛ぶ。
しばらく南下するともう一度1500m。その先も弱いリフトを構いながら進み、
50号の先に17:00過ぎにランディング。112.3Km@3TP。トラックログ

2本連続で一歩届かず。。。戦術は当たりだったが、戦略は失敗。
それでも、境界面を体感できたのは今後に役立つかも。
by yamamototsu | 2012-03-24 01:00 | 足尾