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05月17日 大会終了後

朝起きると、いつにない快晴。風がちょっと強めか?
機体は大会3日目に山に上げたままなので、この日もゆっくり出かけます。宿を出ると別の部屋に泊まっていた帰宅準備しているドイツ人選手に南風だし2500m以上は風が強いからあまり良くない、沢山は飛べないよとの忠告をもらいました。山に上がってみるとやはり南風サイドフォローですが言うほど強くはありません。アンディとティムのドイツ若者コンビ、O貫さんと同じクラブのブーミンさんもお構いなしにセットアップしています。アンディは特に地元ということで、こりゃ飛べるんだろうとわれわれも並んで準備をはじめます。
アンディたちは南西側のロイテ(Reutte)の町の谷を南下する計画のようです。ティムが裏から鷹が上がってきたのを見つけ、アンディが「Window Open!!」と宣言し、フォローの隙を縫って二人はテイクオフ。その後はしばらくフォローが続いて我々はテイクオフできず、二人も上がりきらずしばらく苦戦しています。(でも真横の弱風でPGが1機出て行きました…)
やがて二人もちょっと上がり始め、そしてテイクオフに風が入ってきて、ブーミン、ユリア、私と続けてテイクオフ。3機で順調に高度を上げて、ロイテの谷に向かいます。残念ながらアンディとティムはどこに消えたか見つけられません。雲底3500m迄上げてブーミンさんとロイテの東を通って谷を南下(というか西進?)します。しかし谷はだんだん細くなり、ブーミンさんとも別れてしまい、山の高さになったところでリターン開始して東のツークシュピッツェ(Zugspitze)に向かうことにします。ロイテからガルミッシュの間の谷は前日にドライブして下見済みで、一人で飛んでも怖くない程度には降ろせるところがあります。ツークシュピッツェはドイツ最高峰(3000m弱)でこの谷の途中にあり、TOからの距離も20Kmくらいとちょっと足を伸ばすにはちょうど良い場所です。
最初のサーマルで上げているとブーミンさんもどこからか戻ってきて私の上にかぶさり、またどこかに消えていきました。ツークシュピッツェの手前までは簡単にいけますが、この山の西面にはサーマルが上がっていなくて、ちょっと離れたところでも3000mまでしか上がれません。おそらく東面か南面に回り込めば上がりそうですが、まだ2時間飛んでいないのに左腕がパンパンになっていて、山も大きいので回りこむ気力が出てきません(また中途半端に上がったりするものですから)。がんばりすぎて疲れてしまい、山頂はあきらめてリターン開始し、ロイテの町に戻ってきます。
時間もちょっと遅くなってきたのであまり谷に入り込むのは避け、ロイテから西方向の平地に近いところを走ってみます。時間の所為か地形の所為かサーマルもあまり見つかりません。それでも何とかTOから40Kmの地点まで歩を進めることができました。弱いリフトを大事につなぎながらMLに向かい、途中、山頂のリーサイドで3000m弱まで上げ返すとあとはワングライド。風もすっかり弱くなっていたため、1000mも高度があまってMLに到着。せっせと高度をおろしてランディングしました。
アンディはLech(レッヒ)の手前迄いって、谷の南側を通って戻ってきました。狭い谷の北側を尾根線レベルで飛んでスピードを上げているようです。流石の地元ですね。ティムは途中から北上して、真西から帰ってきたようです。両名とも100マイル越えのトライアングルです。ユリアはツークシュピッツェの尾根を越えて東のボールで上げて山頂を取ってきたようです。
私もツークシュピッツェで時間をロスした割には5時間で165キロ(3TP)の距離を飛ぶことができ、ヨーロッパアルプスのポテンシャルの高さを改めて感じることができました。

山本のトラックログ

アンディは私が西進をやめた場所を私より低く通過して次の尾根に突っ込んでいます。うっかり彼についていけた時は、振り切られたらマジやばいです。
アンディのログ
ティムのログ
by yamamototsu | 2009-05-23 00:01 | HGその他