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Class5 Hanggliding in Japan


by yamamototsu
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プレK坂カップ Day2 [08月15日(金)]

私とN藤さんはNASAで1泊して翌日も飛びました。K坂さんは個人的な用事(引越し準備)により欠席です。エントリーは他にフレックスのO田とGんきの4名。

今日も雲底は1000mくらいですが、N藤さんによれば今日のほうが良いかもとのこと。本当か?ちょっと渋そうに見えます。風向は南から南西。TOではフレックス二人は盆地周回などと言っていて、私もそんなものかなと考えていました。N藤さんに続いてテイクオフし、PGテイクの南面で上げ、N藤さんを追って加波で上げなおしていると、フレックス2機もやってきて燕で上げています。難台に移動するとN藤さんは既に上げきって裏にこぼれるところ。O田は吾国に取り付いたが上げ渋っています。Gんきは下に入ってきて、二人で上げなおしてN藤さんを追いかけます。

裏は良い雲がなくあまり行きたくない感じです。N藤さんと合流し3機で回しますが、ピリッとしません。盆地に戻りたい気分ですが、Gんきには何かが見えているのか岩間の積雲に突っ込んでいきます。ついていくとさらに友部に連れて行かれてしまいます。東に連れて行かれそうな気がして、笠間の東にN藤さんを見つけたのでそちらに逃げだしました。N藤さんを追いかけていると飯田ダムの手前でGんきも合流して再び3機になりました。

しかし今日の二人についていくのは大変です。全く道の見えていない私と、何か見えているのかどんどん突っ込む二人。今日は高度計も合っているので妙な強気にもなれません。飯田ダムでGんきはあっという間に見えなくなり、N藤さんも仏頂のはるか上空です。下の採石場のリフトを期待するも全く上がらず、仏頂の谷をなすすべなくくだり降りていきます。今日はもう終わりそう、幸い造成地に降りられそうです。最後の悪あがき対地150mで西のちょっとした尾根に乗っかると弱ーいリフトがありました。右旋回で探っていたら強くなってきたので、エイッと左旋回に切り替えるとうまくコアを掴んで雲底1000mまで奇跡的に復活しました。この空域はうまく飛べなそうなので早く盆地に帰りたいです。山頂から南に雲のラインが出来ている高峰に向かうと、山頂では上がらなかったものの雲の西側、沖に出したところでヒット。なぜかあんなに高かったN藤さんが真下に降りています。仏頂のリフトが鶏足近くまで流れ、高峰に向かったらあっという間に高度がなくなり、降りてしまったらしい。

雲底に着いて南下開始、雲の南端で上げなおして高く加波に戻ることができました。沖ではPGが沢山上がっていて、更にその先の盆地の東端辺りにコンバージェンス性の雲が出来ています。尾根伝いに筑波に行ってパープルあたりでラインに乗れば盆地一周できそうです。しかし案外高度が下がって、進路をサル公園に変えても下がり続けます。筑波の被りを喰らっているようなので、雲を良く見て跳ね水を探します。対地300mくらいでうまくヒることができ、1回切り返して雲底1200m。被りを避けて筑波の南面に回りこむと周囲より300mも雲底の高いサーマルで1600mまで上昇。そのままラインまでと思ったら途中の雲も吸ってくれず、ラインも崩壊し始めたのであきらめてMLに向かいました。柿岡でもう1ヒットし雲底に着いたので、真家をタッチしてMLに降りました。何かが見えていたGんきもしっかりMLに帰ってきていました。

他人についていくのではやっぱり駄目ですね。自分の考えを持って飛ばないと。
プレK坂カップ Day2 [08月15日(金)]_f0171899_12631100.jpg

by yamamototsu | 2008-09-02 01:22 | 足尾